今回オートハーフを使ってみて思ったこと。
レンズは固定焦点で、晴れていれば絞れるので、そこそこ写る。
暗ければ、少しボケ気味の画になるが。
でも、私はなかなかのものだと思う。
通常のL判程度のプリントだったら、なんら高級なカメラとの差は無いだろう。上出来だ。
それに普通の人々はパッと見、きれいに撮れていれば満足だし、ディテールがどうのとは言わない。
記念写真は焼き増しすることは多いが、引き伸ばすことはあまり無い。
カメラはバカチョンでちょっとおしゃれがベスト。
空間周波数とは、以前記事にしたようなことなので参照願いたいが、イメージ的に言えば、物事のデティールの程度問題。
その場での不要な物事は切り捨ててしまえと。
そのモノだけを取り上げて、突き詰めていけば、その性能とか、背景とか、細かい事情とかあるんだけれど、その場では要らないもの。
マクロとミクロ。
「まあ、ええじゃないか、そんなことは今話しても始まらんから、ささっ一杯飲もう」みたいな、上司と部下の飲み屋での関係。
要するに、KY 「空気読めよ!」的なw。
だから、蛇足的な話だけれど、物事にはいろんな側面があって、時と場合、それぞれ関わる人によって、それは違うと。
E-3を興味の無い女子高校生に見せても、ぽかんと口開けて「高そー」「重過ぎ~」「これで何撮る気ぃ?やらし~」とかしかなら無いだろうし、中野や新宿の駅前で、その手のおっちゃんに見せれば、うれしそうに「お~ファインダーが」「AFが!」とか、しばらく離してくれないだろうし。
E-3がピンク色に塗ってあったら、また話は違うしw。