これまで”角見”についてしつこく書いていますが、「本当にそんなものあるのかよ」という方もいるかもしれないと思い、手の骨格を調べてみました。
骨格標本の写真がありましたので、左手の部分の骨格を模写してみました。
左側が手の甲の画、右側が掌側からの画になります。
中手骨(ちゅうしこつ)の赤丸で囲っている部分が出っ張っています。
ここが、虎口を触って解るぐりぐりの部分です。
私の右手と左手では、ここの大きさが違ってます。左手の方が、明らかに大きいです。
余談ですが、人間の骨は、刺激によって大きくなったり変形したりします。
外反母趾などがその一例です。
またサーファーズイヤーというものもあります。
冬でも海に入るサーファーが、冷たい水が度々耳に入り、長年、外耳を刺激し続けることで、耳穴に骨が迫り出してきて難聴になってしまうというものです。
その治療は、とても痛い手術をするしかないようです。
私もサーファー時代には、冬の海に入っていたので、これは少し怖かったです。
弓道の角見ではそんな話は聞いたこと無いですし、多少出っ張ったところで、実生活には影響は無いでしょうね。
昔の人は、この出っ張りが弓を引くのに都合が良いと気づいたんでしょうか。