先日、ネットで”角見”について調べていました。
すると、某巨大質問掲示板に、「角見とはなんですか?」の質問がありました。
その回答の一つとして、”角見とは虎口の皮で弓を捻ることだ”という趣旨の回答書き込みがありました。
私は「え!?」と驚きました。
以前の記事でも書いたように、弓手の角見は、拇指根(拇の第一中手骨(ちゅうしこつ)の関節突起部)で弓の内角を押すことだと教えられましたし、自分もそのための修練をしています。
確かに、初心者の頃には、虎口(人差し指と拇の股)の皮を巻き込めと、先生方から教えられます。
でもその段階では、その本当の目的は教えられないと思います。
なぜなら、”手の内”はそれ以外にもやること(教えること)が多くて、最初のうちは無理があるからでしょう。
虎口の皮の巻き込みだけに注目して、説明するなら、以下のようになると思います。
拇の根元の皮を下にひっぱり、拇の爪を上に向けて中手骨の突起部が弓の内角にあたりやすいようにすること。
質問箱の回答例にある”虎口の皮で弓を捻ることだ”が”角見”というのは、目的の意味が違いますし、用語として不自然です。明らかに間違いではないでしょうか。
しかしそれとは別に、角見とは違いますが、弓手の掌の皮が弓の”ねじりモーメント”に少なからず働いていることは確かでしょう。
それはまた機会をあらためて考察したいと思います。