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弓の稽古 参段はどっからどこまで?

参段に合格したからといって、本当に自分に参段の実力が備わっているのか?たまたま合格しただけじゃないのか。
直後の稽古では、逆に下手になってるんじゃないか?という気もしましたので、余計にそう感じました。
たぶん、少し気負って力んでたんでしょう。
もういい加減なことはできない、甘っちょろい稽古をしていてはダメだ、常に気合を入れてという気持ちもあります。

実は参段合格直後に、「四段に向けて」という記事を書きかけて、いやいやちょっと待て、それは気が早すぎだろうと考えなおしました。
目標としてはそうなんですが、「段」というのは、ステータスとか見栄のためではなく、自分の実力を確認するものなのですから、無理して背伸びを続けていくものではないのです。
昇段審査には、合格ノウハウも必要ですが、その基には確かな実力を養っていく日頃の地道な努力があるわけです。
今は、この段(参段)をしっかりとモノしになきゃダメでしょう。参段の入口に着いたばかりの所なんですから。
同じ段の中でもレベル差があり、その段にいる間に実力を高めていって、実力が十二分になり、自分なりにそう思えたのら、次の段の審査に臨むというような事かなと思います。
なので、ここは落ち着いて全てを見直して、確かな実力を養う稽古をすることにしたいと思います。

その後、ある先生からは、「今までの射は忘れて稽古するぞ」と、言われました。
もう、的中は意識しなくなりました(以前からあまり拘っていませんでしたが)。
一皮剥ける意識で稽古していきます。

by tin_box | 2019-12-10 23:26 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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