人気ブログランキング |

弓の稽古 日本人の身体操法

d0068664_15205067.jpg
この本では、弓道の”きゅ”の字も出てきませんが、かなり参考になりました。
あちこちで聞いてきたことや、自分なりに疑問に思っていたこと、考えていることが繋がってきました。




肩甲骨を使えと、弓道の講習会では毎回話されます。しかし時間の関係もあり、あまり深くは説明されません。
弓を押し開くには、やはり腕ではなく背中が重要と言うことに留まっています。

現代人の日常ではパソコンやスマホをみる猫背の姿勢が多く、肩甲骨周りの小さな筋肉は凝り固まっていて、あまり柔軟には動かなくなっています。
肩甲骨がぺったり背中に張りくっ付いたままの人が多いのでしょう。

そんなこともあり、自分なりに意識して”肩甲骨はがし”的なストレッチを日頃行って(背中側の合掌など)、肩甲骨周りの可動域を広げる様に努めています。
以前に、甲野善紀先生のセミナーでも、”自分の腕は鎖骨の付け根からと思っている”というお話があり、先生の腕は異様なほど伸び、剣の扱いが異次元のものであったのを覚えています。
向かい合った相手の剣を、自分の剣がすり抜けて反対側に行くと言う、信じられない技を見せていただきました。
動画撮影OKだったので、スローで確認してみましたが、信じられない動き方でした。

それは兎も角。
弓手を突っ張ってしまうと腕だけの動作になり伸び、押しができません。
肩甲骨周り、背中の筋肉をまったく使えないためだと思います。
腕の下筋からわき腹の筋肉を使うこともできないでしょう。
肩甲骨周りの筋肉を使い柔軟性を得て、骨格の使い方を理解できれば、3D的な”会”ができるようになると思います。

あと、すり足で、私はどうも右足が外に開いてしまうのですが、これを小指側から入ることで、改善できました。
※このことはこの本には直接は書かれて無いですが歩き方の応用です

この本では、今まで自分が教えられた、または信じ込んでいた体の動かし方とは、真逆の身体理論が書かれています。
”古武術”というフレーズは少々大げさな気もしますが、いろいろなヒントをもらえます。

by tin_box | 2019-11-05 23:19 | ブリキ的生活 | Comments(0)
<< 弓の稽古 うれしいこと 弓の稽古 射会は楽し 藤枝弓道場射会 >>