朝は一時雨で天気が心配でしたが、昼過ぎには快晴になりました。射会は神事のあと、昼過ぎからゆるりと始まりました。道場は東照宮の参道の横を少し登った山の中にあります。海に向かって開放された風通しのいい明るい雰囲気の道場です。
久能山東照宮へ行くのは、少々不便です。途中の日本平まで、かつては有料道路(現在は無料)だった快適な道を行き、山頂からロープウェイ(往復1100円)で行くか、海側の久能海岸から、千段以上ある石畳階段をジグザグ登っていくしかありません。神社の宮司さんや職員の方も毎日登って通勤されているようです。ですから、この道場は普段はほとんど使われてはいないようです。もったいないような・・・。それはともかく。内輪での大会ということで参加人数も少なめ、和気藹々の雰囲気でした。年齢層は高いですが、若い方もちらほら。同行した先輩が競射(同中上位者の順位を決める)に出られました。
私は、三中、零中、二中で、平凡な結果でした。
一立ち目で三中したのが、逆に二立ち目に影響してしまい、三立ち目でなんとか盛り返したが、羽分けには至らず。
ってのが言い訳的説明なんでしょうが、今の自分的には、ただ単純に射会を楽しんでいるだけで、何の気負いもプレッシャーもないんです。
ですから、精神的なんとかというのは、今はあまり関係ないように思えます。
強いて言えば一立ち目○○○×なんですが、四射目にちょっと考えてしまった程度です。それがそうだよと言われればそうなんでしょうか?
今後、段々欲が出てきていろいろ考えて悩んでしまうのかなとも思います。
でも自分的には、一射はそれだけなんであり、(心理的な面で)前後を関係付けるのは負の効果しかないんじゃないかと思います。
技術的には、矢所を確認して調整することは必要です。
休息中に背中で小耳に挟んだんですが。
ある方(たぶん年配の方)が若い方に言ってた事「四段くらいになると弓道ってこういうものなんだって、わかるよ」
そうなんですか、了解です。その日を楽しみに稽古します。
夜は神社支部道場で射会(稽古)でした。
会員だけで射会形式で月一で行っています。
こちらは八坐射で、また羽分けでした。
あとで一歩で勝ち越し?
現在の自分の壁なんでしょうか?
とか、考えること自体がよくないw。
そんなわけで一日射会三昧でした。
というか、ここ数週間、射会ばっかりで、審査の間合いとか所作が少々雑になっている気がします。
そこは周囲が少々ラフになっていても、流されずに自分の所作に集中していかないといけませんね。
射会はもう少し続きますw。