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映画:「日日是好日」

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観てる間、ずっとなんだか涙目で居た。泣いたわけじゃない。
なぜなんかな、わかんないけど。
樹木希林さんの遺作になったからと言うわけでもない。
そのたたずまいから、そう感じたのかな。

本作品は、ぜひ観ていただきたい。

予告編でも出てるが、”世の中には、すぐ解るものと、すぐには解らないものがある”という言葉がある。
"すぐ解らないものは、長い時間をかけて、少しずつ解ってくる"
※”解る”の漢字が適当であるかどうか少し疑問だが
頭で理解できること、すぐに理解できることは、普通のこと。
その先の始めはぼんやりとした何かが、しだいに頭ではなく五感、心でわかってくるものがある。
”茶道は形を先に作るのよ。心は後から入れるの。”

作品中では出てこないが、きっと”息”も大事だと思う。
前記事でちょっと触れた弓道の”息合い”にも繋がってくるのかと思う。

日本は恵まれている。
現代日常生活の中に、このような「道」がいつでも門を開けて待っていてくれる。
外国人が憧れる世界が身近にある。




ある方が、ぽそりと言った。
「弓道は茶道に似てるよ」
本作品を観ていて、なんとなく似ているなと思えた。
所作が本当に細かく決まっていることや、緊張感を楽しむようなところ。
緊張感は、所作に集中するということもあるが、周囲に耳を澄ますような面もある。

弓道でも、正座はよくする。
最初は5分と持たない。茶道は畳上だが、弓道場は板張りだから余計に痛い。
所作も最初のうちは不自然でぎこちなく、何一つまともに出来ないので、自分にがっかりしてしまう。
でもそのうち、正座は平気になるし、所作もなんとかこなせる様になってくる。
そうなると、ようやく周りが見えてくる。

いくら本を読んで、理解した気になったって、イメージトレーニングとか言っても、意味がない。
時間をかけてやってみなければ。


by tin_box | 2018-10-08 22:55 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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