弓の稽古 乙矢を中てる

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弓の稽古では、一手(甲矢(はや)、乙矢(おとや)の2つの矢を持つ)で行射します。
最初の甲矢がスパーンと中(あた)ると、気分がよく思わずニマっとしてしまうのですが、すぐに次の乙矢を射なければなりません。
甲矢、乙矢両方とも、皆中(かいちゅう)すればよいですが、よくあるパターンとして、乙矢がなかなか中らないんです。
動いてないんですからね、同じ様に射れば中るはずなんですが。
どこかで読みましたが、学生さんの間ではこれをビビッたと見てバカにされるんだそうです。
「あいつ調子に乗って失敗したぜ」ということでしょう。
で、自分も同様のケースの度に、この話を思い出します、というかわざと思い出して、自分の心理と動きに何か影響するのかなと自己観察しながら稽古しています。
ですが、今のところ何か解ったとか、動ぜず中るようになったとかは、ないんですがw。

逆に甲矢を外して、乙矢が中ったというのは(学生さんがなんていっているのか知りませんが、ともかく)、なにか修正してうまくいったというのであれば、納得して自信にも繋がるでしょうね。

前回の弓道記事で、一射絶命という題の本を取り上げましたが、"一射絶命"は弓道の名言です。
それほどの気概、集中力を持って稽古せよ。なんですね。
一矢毎でも、日毎でも同じ。

ところで、中る矢を放った瞬間ってのは、自分から見てても矢の軌道がキレイなんですね。ヒューンくるくると真っ直ぐに的に吸い込まれていく。
失敗した時は、自分の場合、なんだか蛇みたくうねうねと、あさっての方向へ飛んでいく事があります。後半の矢の回転もなんだか中途半端で。
なんでだろうと考え、技術的、道具と身体的なこと点検します。手の内?妻手?肘?
心理的には、早気(はやけ)とか。
惑わせられない、いやそうでなくて、惑わないこと。的は動かないですしね。

※写真は修理した矢で糸で固定中です

by tin_box | 2018-09-16 17:05 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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