静岡市美術館「ヴラマンク展」

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昔、ツーリングであちこち旅をしていた頃、帰ってきてから脳裏に浮かぶ景色は、観光地や名所なんかではなく、ちょっと休息のために道端にバイクを止めて見た何の変哲もない風景だった。
何をするわけでもない、1人、ヘルメットを脱ぎ、息をついてしばしぼんやりする。ほんの数分だったかもしれない。
なんで、しっかり時間掛けて見たはずの名所じゃなくて、なんにもない景色が記憶されていたのか、不思議でならなかった。

ヴラマンクの作品には、雪で覆われた冬景色が多く、自分の体験のそれとは違うが、寂しい風情は、そんな記憶を思い起こさせた。
悪天候の曇り空と冷たい風、凸凹の道路。
吸い寄せられそうな奥行きのある街角、そこを曲がったところへ行ってみたい気がした。

※ところで"ヴラマンク"の"ヴ"ってなんて読むの?

by tin_box | 2018-09-01 13:59 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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