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弓具 ギリ粉入れ作った

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思いついて、鹿の角を買い込んでギリ粉入れを作ってみた。
製作時間は2時間ほど。
ギリ粉は、弽(ゆがけ)に付ける滑り止めのようなもの。
弽は、弓を引く際に右手に装着する鹿革で作られた手袋のようなもので、弦(つる)と矢をシッカリ保持できるように作られている。
ギリ粉を付けて、うっかり指が滑って暴発させないようにしておく。




もちろん、ギリ粉入れは市販のものがピンきりであるのだが、なんか作りたくなった。
同じ鹿の角で作られたもっと優れた製品も有るんだけどね。

鹿の角は、毎年ポロリと落ちて生え変わるので、鹿の生態に影響せず、比較的安定した供給なようで割と安い。
工芸品製作目的よりも、最近は犬のおもちゃ?おやつ?としても売られているようす。
モノによっては、とっても臭うものもあるようで、そういったものは臭いがなかなか取れないし加工には向かないようだ。
それこそ犬向けだろうな。
中心部は人間の骨と同じように組織がスポンジ状になっており、強度的には少々弱そう。
なので、先端部を除いて中心を削りだして棒状にして使うというのは不向き。
それでも全体の強度はかなりある。
ドリルや鋸は金工用を使った。硬いが粘りがあるので、加工し易い。
太目のドリルで貫通しない程度の深さまで掘って、入口付近をタッピングでねじ加工。
ねじ蓋部分を角先端部を棒状に合わせながら削ってダイスでオスねじ加工。
ねじと言っても角加工なので、かなりアバウトな、抜けなきゃOK的なもの。
蓋を1/4程度回すと本体横の穴からギリ粉が出るようにした。
ま、なんとか実用になるだろう。


by tin_box | 2018-08-27 21:08 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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