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映画:「嘘を愛する女」

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川原由加利(長澤まさみ)は、他人の気持ちに無頓着、仕事が生きがいのキャリアウーマン。
そんな彼女が5年余り同棲している男、小出桔平(高橋一生)は逆に優しい男で主夫状態。
由加利もそろそろ結婚して子供を考えるようになっていた。
そんな矢先、桔平がくも膜下出血で倒れ意識不明の重態になる。

彼のすべてが嘘だった。
由加利は探偵を雇い桔平の素性を調べていく。




もし自分が、由加利の立場だったらどうだろうか。
信頼をすべて崩されてしまった。
がっかりし、怒るだろう。
由加利も最初、桔平をろくに見舞いにも行かず怒り狂う。
しかし、ある事を切っ掛けに桔平の過去を調べてみようと動き始める。

桔平が通っていた喫茶店のウエイトレス心葉(川栄李奈)は密かに桔平を慕っていた。
※心葉が桔平への想いを語る時に、二マーと笑みを浮かべるのがなんともカワイイ
 この後、心葉はチョロチョロ登場し、大して重要な役柄でもないが、シリアスな作品中のアクセント?箸休めw的な存在になっている。
 それはともかく。
桔平は病院に勤務などしていなく、この喫茶店に通い時間を潰していた。

由加利は探偵の海原(吉田鋼太郎)を強引に引っ張りまわして調査を進めていくとある事件へとたどり着く。
そして桔平が残した(いやまだ死んでないが)700ページもの書き掛けの小説原稿を読んでいくと・・・。

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時に、人生をリセットしてやり直したいと思うこともあるし、逆に家族や大事な人たちとの絆を大事に今をこれからも生きたいと思うこともある。
しかし現実に、人生をやり直すことは可能だろうか。
全ての面倒なこと、しがらみを断ち切り、一方で大事だと思っている絆をも同時に断ち切ることはできるだろうか。
いやそんなことは人間の勝手にはいかず、運命に翻弄されるだけだよ。という人もいる。

本作品のテーマを勝手に付けるとすれば、「絆の喪失と再生」かな。

本作品はテーマと装飾するエピソードがうまく絡んでいる。

by tin_box | 2018-01-23 15:36 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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