今回、初めてピンホール(印刷業界では嫌われ者だが)を体験してみて、正直びっくりし見直した。
結果は下の画像を見れば言うまでも無い。
このピンホール画像を見て思い出したのは、あのLeica Type Aのそれだ。
フレアっぽい絵が良く似ている。ノンコートのレンズっぽい。
近代、現代のカメラ、レンズのやたらとシャープでカチカチした画像ばかりの中で、この絵はショッキングでさえある。
それにピンホールで撮ることは何より楽しい。
ピントはなし、露光はアバウト、ファインダーは無しなのでフレーミングがどうとか、悩まなくていい(ファインダーが~とか言わなくていい)。20mm近という画角もノーファインダーには使いやすい。
ちょっとしたコツを守れば、意外と失敗が少ない。
迷わず36枚撮りを入れとくが良い。
夜間撮影もデータを取れば十分いけるだろう。ペンライト遊びにも絶好かもしれない。
正月休暇のまとまった時間を使っての久しぶりの工作は楽しかった。
キットの出来が大変よく、説明書も細かい点まで気が利いていた。
キットは
SHARANからも出ているようなので、興味のある方は(特に古亀病患者にはよいかも)調整してみるがよいかも。
※なんだか雑誌記事みたい