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東京都美術館 ブリューゲル展

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友人らも観たいというので、車で東京まで行った。
地方から自家用車で東京へというと、駐車場探しが悩ましいところだが、現代にあっては便利なサービスがある。
行きたい場所近くの登録してあるマンションや、民家の空き駐車スペースをネットで検索、予約できるサービスだ。
最初から知っていたわけではなくて、複数人なら車で行きたい(行き帰りも自由だし安上がりになるし)なと思い、今どきならそんなサービスがきっとあるに違いないと思いちょこっと捜したら見つかった。
そんなわけで、気のおけない友人と上野の東京都美術館へ行ってきた。




ブリューゲル展では、主役である「バベルの塔」だけでなくその時代背景や関連作品、ヒエロニムス・ボスの作品の展示もあった。
ボスの描く怪物や庶民、農民の生活の様子はとても興味を引かれる。
画の中には、特に主役、中心というのはなくて、作品全体、あちこちでいろんな事が起こっているので、どこからみても楽しめる。
それで全体として、その時代の人の生活感やモノの考え方がなんとなく感じられる。

ボス以前の絵画は、ほとんど宗教画。
この時代は貴族、僧侶以外の人々はほとんど文盲だった。
1枚の宗教画にキリスト教の物語や教えを詰め込んで、人々に見せて教えを広めたんだろう。
彫刻もあった。
どれも陰鬱で、彫刻の顔はどれも悲しげな顔をしている。
なんだろうね、罪の意識ってこと?
日本人的にはなんかピンとこない。
日本での仏教、お寺の仏像や仏画もあまり明るい感じではないが、たたずまい、向き合ったときの印象がまるで違う。
ま、その辺のお話は、また時間と気が向いたらするとして。

バベルの塔だ。
実際の作品は非常にきれいだが、想像していたより小さい。それにたくさんの人が並んでて、じっくり見れない。
なので、展示室では壁一面に拡大コピーがあったり、部分拡大の解説展示が豊富だった。
作品はマクロとミクロ、作品全体は巨大なモノを表現しつつ、細部の描き込みも凄いというもの。
それを3DCGで立体的に見せたり、細部のクレーンや人間をCGで動かしてみたりと、見せ方が非常に面白かった。
実物よりもこっちの方が見応えがあったのは確か。
入口には大友克洋のINSIDE BABELがあり、これはバベルの塔の内部を想像して描いたモノ。
この企画も凄いと思う。

しかし、自分にはバベルの塔がどうも傾いて見えていたのだが、なんでだろうか。
外側の螺旋通路がそう見せていたのだろうか。
でもこの時代の絵画では、まだ遠近法が確立されていなかったと思うので、そのせいもあるかもしれない。

音声ガイドナレーターに雨宮塔子って、オイw。

by tin_box | 2017-06-21 22:42 | Comments(0)
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