
平日とあって、リタイアされた年配の方々が観客の大半。
今日はメンズデーとかで、1100円で観れた。ラッキー♪
ところで、年配の方って、気が短い?せっかちなんですかね。
本編が終わるやいなや、エンドロールが流れているにも関わらず、すぐに席を立って出て行くんです。
それも大量に。どかどかと。
おトイレが近いんでしょうか。確かにそれも解りますがね。自分も限界になったことありますし。
でもやっぱり、余韻を楽しんでいる他の人のことも少しは考えて欲しいな。
やっぱり若い方たちの見本になっていただかないとね。
この作品は、観ていて、特別面白いという部類の映画ではない。
その辺の家族によく起こっている普通の出来事のように思える。
でも、見終わった後、所々の台詞がキーワードのように思い出されてくる。
※うろ覚えでテキトーだが
「人生設計は大事なのよ」
「あたしは、人を海よりも深く愛したことなんてのは、ないわ」
「みんなそんなで生きていくんじゃない?」
この映画は、最近観た作品たちと繋がるテーマを持っている。自分的にはだけど。
大事なものは失ってみて始めて気づく。
この作品では、「幸せになりたかったら、何かをあきらめなきゃダメなのよ」
人生はトレードオフってことかな?
人を好きになって結婚しても、現実を見ない人とは一緒には生きられない。のか?
その人のすべてを愛することは不可能なのか?
いろんな人が、日々、いろんな選択をして生きていく。
選ばなかった道を横目で見ても、後悔しても引き返すことはできない。
愛するという表現が大きすぎるのなら、自分にとっての価値というのはどうか。
そうすれば、選択もし易いか?
良多は、息子に自分の子供時代のちょっとした冒険を教える。
元妻、響子は、理解はするが、つき合いきれないという様子。
息子は、どっちにも気を遣ってる。
他人を愛することと、自分の夢や希望。
一緒に生きることの難しさ。
離れてみると、少し懐かしいような切ない気持ち。
でも元には戻れない。
台風の夜の息苦しさ。