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ワックス削り。

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今までアートクレイシルバー(銀粘土)で、いろいろ制作してきた。
まともに作ろうと思えば、直接に銀粘土を捏ねまわすのではなく、何かしら製作しやすい素材で原型を作る方がよい。
粘土素材を使って型取りしたり、自己流でいろいろ工夫してきた。
粘土はいろいろな種類を試してみたが、扱いやすい(適度な硬さ、精密加工し易さ、強度、硬化までの時間または硬化方式など)モノが見つからず。
なかなかベストな制作方法には至らず。

結局、プロが使うワックス素材を使うことにした。
見た目、かなり硬そうで、加工が大変かなとは思えた。
またコレをキャスト(鋳造)するには、業者に頼まなければならない(自分でやるには道具が大掛かり過ぎ)し、コレも面倒そうに思えた。
いろいろ調べていくうちに疑問も解けてきたので、ワックスを取り寄せて、作り始めてみた。



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ワックスはほとんどプラスチック並みに硬いのだが、切ったり、削ったりは、意外にやり易い。
ワックスというからにはパラフィン、蝋の類なのだろうが、手で割れてしまうように脆くはない。
非常に粘りがあり、慎重に作業すれば細かい部分も自在に切削加工できる。
失敗しても半田ごてなどで溶かして継ぎ足したりカタチを調整できる。
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ワックスで作るのはロストワックス製法といって、導管をつけたワックス型を石膏などで固めて熱し、ワックス部分を溶かして空洞にし、そこへ溶けたシルバーや金を流し込んで鋳造する方法。
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まだ十分に仕上げていないが、今回は大体こんな感じ。
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融点は100℃以上なので、型取りして銀粘土でも作ってみようと思う。


ワックスといえば。
今までやってきて趣味でもワックスが出てきた。
一言でワックスといっても、その目的は様々。

スキーのワックスは、スキー板の裏面にアイロンで溶かし伸ばして、仕上げには完全に削り落としてしまう。
もちろん目的は、雪との摩擦を減らして滑りやすくするため。

サーフィンのワックスはまったく逆でサーフボードで体や足が滑らないようにするため。
削り落とさずそのまま使う。
※サーフィンの春用ワックス(ウォームウォーター)は春スキーの時使うと良いという噂があるが試したことはない
by tin_box | 2011-08-15 20:50 | インドア/スティル・ライフ | Comments(2)
Commented by moblue at 2011-08-24 09:56
このシリーズは、とても勉強になります。
商売できますよ。
Commented by tin_box at 2011-08-24 22:31
moblueさん、ありがとうございます。
試行錯誤独学中です。
こんな方向に行くとは思ってもみなかったですが、元々なにか作るのは好きなんで。
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