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E-410+ZD14-42mmの実力。

私的にはカメラ本体、レンズの評価というのは基本的に個人に帰するもの、長い期間使ってこそ、本人的にわかってくるものだと思います。
大して使いもしない人があーだこーだ言うべきものでもないと。
でもしかし、隣の芝生はなにかと気になるもの。
旬な機材に関しては、いろいろと喧し、やはり参考資料が欲しいもので。
E-410+ZD14-42mmの実力。_d0068664_2156535.jpg

これは逆光ではありませんが、無花果の葉の透過光が美しかったので撮ったものです。
とかくこの手のショットでは、観た印象と食い違ったあがりになりがちです。
見た感じの明るさ、透明感がなかなか表現できません。
この場合、割とみた印象に近かったように思います。

私はデジタルの場合、ほとんどプログラムオートを使います。
シビアな時はスポット+露出補正しますが(マルチ測光+露出補正は逆に不安定になりますので、その場でしっかり確認しないと失敗します)。
プログラムオートを使う理由は、普段はスナップが多く、さほど神経質になる必要がないこと、それにその機材の実力というか、性格を知りたいからで、その上で、極端なケースでは手動補正するという方法です。



ご近所スケッチで、1時間余り、約100枚撮った中で、この機材の特徴的なものは何かとサムネイルを眺めてみました。
E-410+ZD14-42mmの実力。_d0068664_2226223.jpg
ウキツリボク
この例は、画としては没かもしれませんが、機材の特徴を知る上では、少しは参考になるかもしれません。
ボケがなんだかというのは、ズームで、プログラムで撮ったアレですから、突っ込み無きように。
全体として、色味、立体感などは良い感じと私は思いました
あの、アンシャープマスクがかかっているように見えるのは、植物の細かいうぶ毛のせいだと思いますので、誤解なきように。

露出が安定していることもありますが、色味も自然になり、更にリアリティが増したように思います。

E-410は、E-500から、確実な進化が見られます。
でもそれはスペック上のそれはなくて、もっと深いものです。

たったこの2枚で、何か感じてもらえるでしょうか?
by tin_box | 2007-05-02 22:37 | 花木、虫類学者 | Comments(1)
Commented by suze69 at 2007-05-03 17:47
>また記事内容に関係のないコメントで申し訳ないのですけれど、無花果は河内の特産品でした。
夏になるとおやつに、同様の特産品・デラウェアと無花果が毎日出されます。
しかしめっきり高価になった無花果。
河内の百姓が云うに、くみとり式から水洗化となり、無花果の肥料の人糞が手に入らなくなって、甘い無花果を大量に生産できなくなったからだそうです。


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