韮花。

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白い花や黄色の花が暗くくすんで写ってしまうことがある。
なんで?
カメラ内臓の反射式露出計が適正露出を計れていないから...。

反射式露出計は被写体の反射率を18%と決めている。
これは昔、コダックが決めたことだから、そのまま世界標準となった...。

周知のように、色によって光の反射率は異なる。
およそ、白は60-85%、黄色は50-70%、黒は2,3%といった感じ。
平均測光の場合で、白い花が画面の大部分を占めている場合、85%も反射しているものを18%としてみてしまうわけだから、白がグレーになり相当アンダーな画になってしまう。
黄色も同様だ。
最近のカメラの露出計はマルチパターン測光とかいって、いろいろ複雑な計算処理をして、ひどい露出になることは少ないが、100%ではない。
※Nikon F5,F6はRGB測光という色も加味した露出を計算しているので、ずいぶん賢い

こういう場合、スポット測光という手段がある。
スポットメータで露出を見る場合、メインとしたい被写体内に反射率18%に近い箇所があればそこを計れば簡単だ。
新緑でない、濃すぎない緑、赤などは18%付近の反射率だ。
これを基準にして露出を考えればいい。
そういった18%グレー部分が無い場合、例えば白を計って+2EV、黄色なら+1.7EVとかするとよい。

んなことが、昔読んだ解説書に書いてあったのを思い出し、再度復習してみた。

カメラの露出計を盲信しないで、冷静な目でこの花はもっと鮮やかできれいだったはずだとか、ちょっと思い出して勉強すれば、次はもっとよい写真が撮れるかもしれない。

キエフ6c 90mm F2.8
by tin_box | 2006-04-07 23:35 | 花木、虫類学者 | Comments(0)
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