映画「何者」

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なんか、苦い思い出が蘇ってきた。
大人社会にとって、就職活動中の学生など、ホントに「何者」でもない。

学生側にしてみれば、学生時代の生き方、アイデンティティを半ば自己否定しても、社会に出て行かねばならない。
学生時代に育んだ実績と自信を無慈悲に打ち砕かれることもある。
しかし守りに入っては、大人社会には受け入れてはもらえない。
突っ張って、自分自身で最初から独立してどこにも属すことなくやって行こうと決めても、それは容易ではない。
その宙ぶらりんの期間に、同じ仲間と呼べるのか判らない集まりの中で、様々な思いが交錯する。
どいつの思いも全部わかる。
嫉妬も羨望も、軽蔑も、ねたみも。

青春って、そんなにきれいでも美しくもない。
さわやかでもない。やな事ばっかりだ。
そうじゃなくて自分はさわやかな青春だよって奴がいたら、ホントに会ってみたいよ。そういう嘘つきは嫌いだけど。

でもなあ、大人社会も学生時代と比べてもどうなんだ?
人間って、大してかわんないだよ。
逆になんか吐き出している奴の方が、健全なのかもしれないよ。


by tin_box | 2016-10-16 22:27 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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