映画:「少女」

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この作品は観たほうがいい。
自分が男で(単純な男子高校生だったが)、女子高校生時代がなくても、観ている間にもいろんな思いが渦巻いてくる。
青春期に抱く理想と薄汚い現実。
理想を成し遂げようとする暴力的な衝動と、反対にガラスのような脆さ。

同じ世代にあっても、いち早く現実、大人の世界に順応しようとする者。
そのまた逆に精神を病んでしまう友達。

「ごきげんよう」と、挨拶する学校は、いわずと知れたあの名門校がモデルだろう。
そこが、大人たちが造った偽りの理想の世界。
卒業したモノ達は、理想社会を築く一員として立派な人生を歩むはず・・・。
しかしそこには、少女たちの闇がある。いじめもある。

家庭にあっても、理想と現実がある
大人になり損ねた老婆、それは恐ろしい。これが「ごきげんよう」の理想の成れの果てだろう。

家族や友人、支えあうこともできれば、傷つけあうこともできる。
青春期とは、過ぎ去ってしまうものではない。
大人になることは、堕落することなのだろうか。

湊かなえ って作家は恐ろしいな。

※パンフ写真失敗しちゃった、まあいいやなw

by tin_box | 2016-10-10 22:35 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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