映画:「「クリーピー 偽りの隣人」

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こんなにも恐ろしい映画は初めて観た。
普通のホラー映画など、鼻で笑うような自分でも、この作品は本当に怖い。
目を見開き、瞬きも忘れた。
普通の家が恐ろしく不気味に見える。
最後のシーンでは、心臓がバクバクと脈打ち、それが落ち着くと放心した。

この異常者(もう判っているだろうから言ってしまうと、香川照之だ)の不自然な態度、言動は、人を不安にさせる。
その後、まともな受け答えをして、一旦安堵させるが、それが相手の心を落ち着かせなくさせる。
これが異常者の人を操る手口なのだ。

場面や登場人物に、ふと身近に似たような場所、人物が重なって見えてくる。
それがリアルな不安感となって、余計に怖い。

こういう話し方、表情する奴、いたな。
この家、なんでこんなに不気味なんだろう、あの家に似てる。
あの窓が怖い。誰かこっちを窺ってるんじゃないだろうか。

雰囲気や暗さ、音響で怖がらせるんじゃなくて、リアルさで恐怖を煽る。
竹内結子の叫びは本当にリアルだった。

凄い作品で傑作だと思うのだが、恐ろし過ぎて、お勧めするとは、簡単には言えない。
気の弱い方は観ないほうがいい。
いやいや、本当だよ。
by tin_box | 2016-06-25 20:55 | ブリキ的生活 | Comments(0)
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