タツローコンサートに行ってきた。

d0068664_14574681.jpg

昨夜は山下達郎コンサートだった。

何年ぶりだろう。
前回はたぶんRIDE ON TIMEかFOR YOU、'80or'82頃だったか。
ステージ背後にオウム(作り物の)がいたように記憶している。

昨夜は素晴らしいコンサートだった。
タツロ-氏のコンサートは3時間が通例で、普通のコンサートが6時半開場、7時開演なのだが、タツローコンサートの場合は、6時半開演となる。
それを知らない人は時間を確認しないで遅刻することになる。
今回は、その3時間を大きく越えて10時まで、3時間半のコンサートとなった。

実はチケットを手配してから、少しばかり迷いがあった。
というのも、直近のシングルはいくつか出しているのだが、ニューアルバムが出ていない。
ま、誰でもやると思うが、コンサート前には予習的に最新アルバムを聞き込んでいくみたいなことをするだろう。
それがない、できなかった。

それに、言い方は悪いが「いまどきタツロー?」的な、いや私はサーカスタウンからの熱心なファンではあるけれども、少々戸惑いがあった。
ポジションというか、マスメディアに余り出ないし、音楽以外の活動も余り聞かない。
音楽性にしても、時代にうまくハマればいいが、タツロー氏の指向性は強烈なのでそれが(素人が大きなお世話だが)どうなんだろうと。

しかしそんな不安はすぐに吹っ飛んでしまった。
会場は満席!グッズ販売も長蛇の列ができているほどだった。
演奏もまた素晴らしかった。



タツロー氏は、FMでのDJを知っている方は承知のことと思うが、非常に話好きでいろんなことをしゃべってくれる(陽水のイミフトークとは真逆w)。
今回、そのMCで、ちょっと驚いた。

前述のように私がコンサート前に危惧していたことを、まるで承知しているかのように、その理由などについて語ってくれたのだった。

ニューアルバムのプロモーション的なツアーでないことは、そのとおり。
なぜ今回のツアー(35周年だそうだ)を始めたかについても、説明してくれた。
また、上記の「予習」についても自分のコンサートにはそれは不要で、初めてくる人でも楽しめなきゃダメなんだと。

それに自分のポジションについても、語ってくれた。
今の歳(57歳になったそうだ)まで一線でやっていることなど、若い時には想像もしていなかったと。
音楽性についても、非常に冷静に考えていて、日本のロック、フォークの時代から、ドゥーワップに非常に強く影響を受けたこと。自分の音楽はハードロック、フォークとも違いジャパンポップであると。
その時代の歳で考えていたことをやってきたと。
趣味的であることは、ずっと変わらない。
要するに現代の音楽産業の動静もよく承知しているが、まあなにもかえないだろうと。


コンサートの最後には、タツロー氏も今の日本を心配していると、政治家は一体何をやっているんだと。
ほんの少しだけ語った。
by tin_box | 2010-10-23 15:42 | ブリキ的生活 | Comments(1)
Commented by jmiin at 2010-10-25 05:23
そりゃ、言っても達郎さんですよ! いいなぁ。行きたいなぁ。

でも、その達郎さんをして、今の日本は、って話が出ますか。いよいよ
この国も行くところまで行った感がありますねぇ......
<< 近いんすけど。 日本丸寄港。 その3 >>