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古地図 その1(レランドの日本地図 1715年)

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海洋科学博物館が、普通の水族館の違うのは、名前どおりに海を科学的に紹介しているところです。
このような古地図コーナーもあり、なかなか面白いです。
主には、西洋が見た極東、日本が多いです。




古地図の面白いところは、現代の地図と比べて精度というか、形がかなりいい加減なところでしょうか。
またこのような装飾図絵も興味深いです。
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この地図には、漢字で当時の日本の藩名が記されてます。
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私たちが知っている地理常識とあまりのギャップ、形の違いに笑ってしまいますが、当時は位置関係がわかれば、それなりに使えたようです。
また、北海道は、まだそのほとんどが未開の地で、多くの地図では描かれてません。
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右下に葵の紋が描かれていますが、これが日本の紋章として認識されていたということです。西日本部分ですが、朝鮮半島が近すぎる気が...。
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古地図には、朝鮮半島付近もよく出てます。
このあたりは、先日、ヘンドリック・ハメルの「朝鮮幽囚記」を読みましたので、また記事にしたいと思います。
by tin_box | 2009-09-13 22:02 | ブリキの街 | Comments(1)
Commented by jmiin at 2009-09-15 05:06
琵琶湖が渋い!
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