海洋科学博物館が、普通の水族館の違うのは、名前どおりに海を科学的に紹介しているところです。
このような古地図コーナーもあり、なかなか面白いです。
主には、西洋が見た極東、日本が多いです。
古地図の面白いところは、現代の地図と比べて精度というか、形がかなりいい加減なところでしょうか。
またこのような装飾図絵も興味深いです。
この地図には、漢字で当時の日本の藩名が記されてます。
私たちが知っている地理常識とあまりのギャップ、形の違いに笑ってしまいますが、当時は位置関係がわかれば、それなりに使えたようです。
また、北海道は、まだそのほとんどが未開の地で、多くの地図では描かれてません。
右下に葵の紋が描かれていますが、これが日本の紋章として認識されていたということです。西日本部分ですが、朝鮮半島が近すぎる気が...。
古地図には、朝鮮半島付近もよく出てます。
このあたりは、先日、ヘンドリック・ハメルの「朝鮮幽囚記」を読みましたので、また記事にしたいと思います。